砂抜きをしたあさりを料理に使おうと思ったら臭い!!
そんな経験をした方いらっしゃるでしょうか?
このニオイはなかなか耐え難く、周囲にニオイが染みついてしまうこともあるようです。
なぜあさりが臭くなるのか?
原因が分かれば不快な思いをすることもないし、安心して美味しく頂くことができますよね?
そこで今回はあさりが臭くなる原因と、それを防ぐためにも大切な砂抜きのポイントを紹介します。
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あさりが臭い原因は?食べられるの??
あさりがものすごく臭い!
ツンとする硫黄のようなニオイや磯臭さ、どぶのような異臭がすることがあります。
かなりきついニオイで、塩抜きをしたボウルや水を流したシンクにニオイが染みついてしまうほどのこともあるようです。
あさりからこのようなニオイがするのは、あさりが死んで腐ってしまっていることが原因です。
あさりが臭い場合、残念ながらそのあさりは食べることができません。
少しもったいないですが、破棄するようにしましょう。
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ニオイを発生させない!基本のあさりの砂抜き方法
砂抜き中にあさりが死んで腐ってしまう事があり、臭いニオイを発生させる原因となるケースもあります。
そのため正しい方法であさりを砂抜きすることは、美味しく頂くことにも繋がります。
基本のあさりの砂抜き方法
①砂抜きする前に、水道水であさりを洗います。
殻同士をぶつけて軽く感じる場合、そのあさりは死んでしまっています。
予め取り除いておきましょう。
②あさりが重ならないように置けるボウルとザルを用意し砂抜きをします。
ザルにあさりを乗せボウルと間隔を開けることで、吐いた砂をもう一度吸ってしまうのを避けることができます。
この時のポイントは、海水と同じ3%の塩水をあさりが半分~2/3程浸かるくらい入れることです。
こうすることで、あさりが酸欠で死んでしまうことを防ぐことができ、砂もよく吐いてくれます。
③ボウルに新聞紙や紙袋などを被せ、冷暗所で砂抜きします。
注意点としては、水温が低すぎると冬眠のような状態となり砂を吐かなくなってしまい、水温が高いと死んで腐ってしまいます。
砂抜きの適温は20度程が良いとされていますので、冷蔵庫や暑い室内での砂抜きは気を付けましょう。
また新聞紙や紙袋などをかぶせる際、密封するとあさりが死んでしまうので注意が必要です。
あさりの塩抜きを早く済ませる方法!開かない時の対処法や塩抜き後の保存
下記動画では、あさりの旨みが増したり、保存性が高くなるワンポイント付きの砂抜き方法が紹介されています。
気になる方はぜひ、参考にしてみてください。
ちなみにこの方法では2~3時間の砂抜きをした後、あさりの旨みを高めるため3時間程度置く方法となっています。
その後、冷凍保存も可能ですが、すぐにあさりの調理を考えている方は早めにとりかかることがおすすめです。
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あさりが臭くならないために砂抜き中にチェックすること4つ
あさりが死んで腐ってしまうと強烈な臭いニオイの原因となるため、砂抜き中にこまめに生きているかチェックすることがおすすめです。
見分けるポイントととしては4つあります。
腐ってしまったあさりは
- 殻は閉じたままの状態
- 水管を出さない。
- 殻は開いていても、中がとろーっと溶けてしまっているような状態
- 死んだあさりが混ざっていると、砂抜きをしている水が白く濁ります。
ただし、砂抜きをする塩水の濃度が低かったり、急な刺激を与えた場合は水管が出たままの状態になることもあります。
加熱し、あさりの口が開けば食べることができます。
①~③のようなあさりを見つけた場合は異臭がしたら取り除き、④の場合は水を取り替えて砂抜きを続けるようにしましょう。
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