潮干狩りでたくさん取ってきたあさり。
さて、塩抜きってどうやるのが正解だっけ?
水につけて放置しておくだけ?
常温?冷蔵?
なんとなく分かっているつもりが、いざ自分でやろうと思うとどういう手順でしたらいいか分からない。
困っているあなたに!
あさりの塩抜きの方法を伝授いたします。
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あさりの塩抜き方法は?常温と冷蔵庫どっちがいいの?
あさりの塩抜き(砂抜きとも言いますね)は常温の方が適しています。
あさりが住んでいる海水は20~25度くらいなので冷蔵庫に入れると、水が冷たくなってしまい、あさりがびっくりしてしまいます。
びっくりして活動的になればいいのですが、あさりは低温だと休眠状態に入ってしまいます。
そうすると、塩抜きができなくなってしまうので常温で塩抜きをするようにしましょう。
塩抜きの方法ですが、普通の水ではいけません。
あさりが活発に貝を開閉するように海水を作らなければいけません。
と言っても、ご家庭で海水をつくるのは無理なので塩水を作れば大丈夫です。
あさりを入れる前に塩水を作ってペロッと少しだけ味見してみてください。
しょっぱい!と感じるくらいがちょうどい塩水の濃度になります。
一応、目安として水1リットルにつき塩30グラム(大さじ2)ほどが適量になります。
塩水ができたらバットやタッパーなど平らなところにあさりを並べます。
あさりが重ならないようにするのがポイントです。
あと、水の量も気を付けてください。
あまり水が多いと、あさりが窒息死してしまいます。
水面から少しあさりが出るか出ないかくらいの水量に調整しましょう。
水を入れられましたら、上から新聞紙を覆ってください。
時間が経つとあさりが入水管を伸ばし自分で勝手に砂抜き・塩抜きをしてくれます。
このまま6時間ほど放置しましょう。
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あさりを早く塩抜きする方法と開かない時の対処法は?
塩抜きは結構時間がかかるので、前日には処理しておきたいものです。
でも、急に使いたいときもあります。
そんなときに6時間も待っていられないですね?
そのときは50度洗いで早く塩抜きをしましょう。
50度のお湯をあさりにかけて5分放置するだけで素早く塩抜きすることができます。
火傷しないように気を付けてくださいね。
あさりが開かないときは、貝をスプーンなどでコンコンとたたいてみてください。
それに反応して貝が開けば食べられます。
それでも貝が開かないようであれば死んでいますので無理にこじあけるのはやめましょう。
あさりが死んで腐っているものを無理やり開けてしまうと他のあさりにも異臭が移り全部をダメにしてしまいます。
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塩抜き後のあさりの保存方法は?
塩抜き後にすぐに使わない場合は冷蔵庫で保存しましょう。
塩抜きをした塩水を新しいものに変えてバットのまま冷蔵庫に入れて保存してください。
2日以内には使い切るようにしましょう。
長期間もたせたいときは冷凍保存をオススメします。
水分をよく切って、からのついたままジップロックに入れ、できるだけ平らにあさりが重ならないようにします。
冷凍保でも3週間以内には使い切るようにしてくださいね。
冷蔵・冷凍したあさりはもう下処理ができている状態なのでそのまま調理に使うことができますよ。
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まとめ
いかがでしたか?
塩抜きは時間をかけて行う方法と5分あれば一瞬で終わる方法があります。
ゆっくり長時間かけた方が丁寧に塩抜きができるのでジャリッとしたはずれのあさりを当てる確率は低くなります。
そのときに合わせて、塩抜き試してみてください。
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