食卓に鮮やかな緑色の彩りを添えてくれるさやえんどう。
シャキッとした歯ごたえも魅力な食材です。
しかし食べた時に歯に何かひっかかったり、食べにくかったりという経験をしたことがある方もいるかもしれません。
さやえんどうにはヘタや筋があるため、下処理をすることでグッと食感が良くなるのです。
そこで今さら聞けないさやえんどうの下処理の仕方と保存方法、簡単レシピと合わせて紹介します。
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さやえんどうの下処理方法と茹で方
さやえんどうにはヘタや筋があるため、そのまま調理してしまうと食べた時にその部分が気になってしまいます。
シャキッとした食感を楽しむためにも、少し手間にはなりますがこの筋を取る下処理がおすすめです。
下処理の工程は2つで、洗ったさやえんどうを・・・
- ヘタの部分を折り、下に向かってスッと引っ張ります。
- 逆側の筋も取るため、ヘタから見て下の端も折りスッと引っ張ります。
下記動画では、さやえんどうの下処理の仕方が紹介されています。
工程自体は少なく簡単ですが、量があると少し手間に思えるかもしれません。
しかし、この下処理を行うことで食感がグッとよくなり食べやすくなりますので、ぜひ動画も参考にして下処理をしてみてください。
さて、下処理が完了したら次に気になるのが茹で方ではないでしょうか?
さやえんどうの茹で方の工程も2つ!
- お鍋にたっぷりの熱湯を沸かし塩少々を加え、さやえんどうを入れたら1分程度茹でます。
- ざるにあげ、うちわであおぐか水にサッとくぐらせて冷まします。
サッと茹でることでさやえんどうに含まれる水溶性ビタミンCの流出を防ぎながら、さやえんどう独特の青臭さを取り除くことができます。
また鮮やかな緑に仕上げることができますので、よりキレイな彩りを料理に添えてくれます。
注意点として冷ます際に水にくぐらせた場合は、しっかり水気を拭き取るようにしましょう。
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冷凍可?さやえんどうの保存方法
さやえんどうは鮮度が落ちるのが早いと言われており、買って来たらなるべく早く消費することが美味しく頂くポイントとなります。
しかし下処理をする時間がとれず使うのが後回しになったり、たくさん手に入って一度に消費できないこともありますよね?
さやえんどうを1週間程で食べきれる場合は、乾燥防止のため新聞紙に包んでポリ袋に入れて、野菜室で保存しましょう。
もう少し長く保存したいという場合は、さやえんどうは冷凍保存も可能です。
冷凍保存の方法は、
- さやえんどうを40秒程度固ゆでし、パッドなどに重ならないよう並べラップをして冷凍庫で凍らせます。
- 凍ったら、密封できるフリーザーパックに移し入れて改めて冷凍保存します。
この方法で冷凍すると2~3ヶ月程度保存することでき、下茹でしているため調理したい時にすぐ使うことができます。
用途に合わせて保存し、美味しくいただきましょう。
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サッと1品!さやえんどうを使ったレシピ
火の通りも早く食卓に彩りを足してくれるさやえんどうで、何かあと1品という時に便利なレシピを紹介します。
レンジで簡単!さやえんどうの塩昆布和え
- 下処理をしたさやえんどう(50g)を斜め切りし、耐熱ボウルに入れラップをふんわりかけたら、600wのレンジで30秒加熱します。
- ボウルに、塩昆布(3g)・ゴマ油(小1.5)・ポン酢(小1)・ツナ缶(50g)・①のさやえんどうを入れて和えます。
- 食材がなじむまで和えたら、白いりごまを適量散らして完成です。
さやえんどうの塩炒め
- 下処理をしサッと茹でて冷ましたさやえんどう(30~40個)を、ゴマ油を熱したフライパンに入れサッと炒めます。
- 塩(ひとつまみ)・味の素(少々)を加え、混ぜ合わせたら完成です。
※お皿に盛り付けたら、お好みで白いりごまをかけていただきます。
時間がない時にもサッとできるレシピとなっていますので、ぜひお試しください。
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