「1粒だけ」と思って食べ始めるとなかなか止まらなくなってしまうピーナッツ。
食べ過ぎは良くないと言われる食品です。
栄養豊富な反面、食べ過ぎると太る、鼻血が出るなどと言われその真偽も気になりますし、もし本当に食べ過ぎが良くないのであれば、ピーナッツの適正量なども気になりますよね?
そこで今回はピーナッツを食べ過ぎるとどうなるのかについて、1日の摂取適正量と合わせて紹介します。
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ピーナッツを食べ過ぎると消化系の不良になる?
ピーナッツは栄養が豊富に含まれている食品のため、食べ過ぎると栄養の吸収・消化をしきれず腹痛を引き起こすことがあります。
そして、腸内でピーナッツの脂肪分と水分が分離してしまうことがあり、その場合は下痢を引き起こすこともあります。
またピーナッツを薄皮付きで食べ過ぎると薄皮に含まれるタンニンにより、収れん作用で腸壁が締まり過ぎてしまい、便秘になってしまうこともあります。
ピーナッツは消化が悪く、食べ過ぎると消化不良を引き起こし関連する症状が出ることがあるので、食べ過ぎには注意が必要です。
もしも消化不良による腹痛や下痢を引き起こしてしまった場合は、食べ物の摂取を断ち水分のみを摂るようにしましょう。
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ピーナッツを食べ過ぎるとアレルギー症状になる?
1粒食べると止まらなくなってしまうピーナッツですが、実はアレルギーの原因物質の表示が義務として課せられている食品でもあります。
しかも食物アレルギーの中でもナッツアレルギーは重症である場合が多く、子どもの頃に発症すると大人になっても直りづらい傾向があると言われています。
元々、ピーナッツのアレルギーがなくても、食べ続けることでアレルギー症状が出てしまうことがあるため、食べ過ぎには注意が必要です。
もしもアレルギーが疑われる症状が出た場合は、なるべく早くかかりつけ医の診察を受けるようにしましょう。
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太る?鼻血が出る?ピーナッツの1日の適正量とは??
前項まではピーナッツの食べ過ぎによる消化不良が引き起こす症状と、アレルギー症状について紹介しました。
しかし、まだ他にも何故かわからないけれどピーナッツを食べていると、周囲に言われる食べ過ぎ症状はないでしょうか?
それはピーナッツを食べ過ぎると「太る」、または「鼻血が出る」というものです。
実はピーナッツの約半分を占める脂質は太りにくい不飽和脂肪酸であり、脂質自体は太る原因にはなりにくいと言われています。
しかしながらカロリーが高いため、やはり食べ過ぎてしまうと太る恐れはあります。
また、鼻血が出るという話も良く聞きますが学術的な根拠はなく、ピーナッツは栄養豊富なためエネルギーを摂りすぎ、体が興奮状態となるという考えから発生した話のようです。
食べ過ぎても鼻血は出ませんが、カロリーの過剰摂取を注意するために生まれたのかもしれませんね。
それでは、ピーナッツの1日の適正摂取量はどれくらいなのでしょうか。
粒の大きさなどにもよりますが、一般的には30粒およそ18g程度が適量だと言われています。
ピーナッツは栄養が豊富な食品のため、適量摂取は体に嬉しい効果が期待できます。
一方で栄養が豊富だからこそ、食べ過ぎには注意が必要な食品でもあります。
1日の適正量を知り食べ過ぎには注意して、美味しくピーナッツの健康効果を体に取り入れましょう。
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