食べ物・飲み物

里芋を生で食べるのは危険?毒の心配も?皮ごと食べるのは?

秋が旬の里芋
見かけたらついつい買ってしまいます。

じゃがいもと違ってネバネバしていて美味しいですよね。

 

納豆やオクラなどネバネバしたものは、栄養があると聞いたことがあるかもしれません。

里芋もその1つです。

里芋のネバネバには栄養成分がたくさん含まれています。

里芋は煮て食べられることが多いですが栄養豊富であれば生で食べられないかな?!と思ったことはありませんか?

 

今日は里芋が生で食べられるかどうか、確認していきましょう。

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里芋を生のまま食べるのは危険?毒がある?

里芋は生で食べることはできません

ネバネバしている芋と言えば、長芋もあります。
長芋は生のまますりおろしてとろろにして食べますね。

でも、里芋はそうはいきません。

 

里芋を生のまま食べるとお腹を壊してしまいます。

原因はデンプンです。

デンプンといえば聞きなれた言葉なので、まさか体に毒だなんて思えませんよね。

ところが、デンプンは実は生のままでは体で消化することができないのです。

その結果、お腹の調子を悪くしてしまいます。

 

その前に、生の里芋を食べると強烈なえぐみがあるので食べることはできないと思います。

また、味だけではなく生の里芋を食べると口の中がイガイガするでしょう。

体に負担をかけてしまうので、生のまま食べるのはやめておきましょう。

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里芋は皮ごと食べれるの?食べた場合は?

里芋は生の状態では食べられませんが皮ごと食べられます

じゃがいもも皮ごと調理するときがありますよね。
あれと同じです。

 

里芋の皮は黒いので、思わずむいてしまいたくなりますが皮にも栄養がつまっています。

里芋の皮にはリグナンというポリフェノールの一種の成分が入っています

これがアンチエイジング効果や動脈硬化の予防効果を発揮してくれます。
そのため、食べても全然問題ありません

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里芋は土がついている状態のことが多いので皮ごと食べるときは、汚れは落として薄皮だけの状態にして食べるようにしてくださいね。

皮付きのままだと見慣れない姿で食べにくいと感じる場合は皮むきしてもOK。

里芋を耐熱皿に入れて電子レンジでチンします。

600wで2~3分でいいでしょう。
粗熱が取れたらつるんとむくことができますよ。

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皮むきした里芋の保存方法は?

皮をむいた里芋を保存する場合は冷凍庫に入れましょう。

皮をむいたら塩をふって水洗いをします。
これでアクやぬめりを取ることができます。

そのあとザルで水を切って生のまま冷凍したらOKです。

 

茹でてから冷凍する場合は、沸騰したお湯で3分ほど茹でて、そのあと流水で粗熱を取ります。

それをジップロックに入れて冷凍庫に入れてください。
冷凍であれば1ヶ月ほどもちます。

冷凍した里芋は自然解凍させるか、そのまま調理に使いましょう。

煮物を作るときは凍ったまま使えば大丈夫です。

 

冷蔵庫で保存する場合は、皮をむいて水に浸した状態で冷蔵庫に入れてください。
1週間ほどもちます。

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まとめ

里芋は生のまま食べてはいけません。
お腹を壊してしまうので注意してください。

ちなみに山芋や長芋は消化酵素のアミラーゼが多く含まれているので生のままでもOKですよ!

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