お月見と言えば十五夜ですよね?
しかし、十五夜と違って十三夜もあります。
十五夜よりはなじみがないので存在感がないですよね。
十三夜って何??
そこで今回は十三夜の意味など調べてみました。
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十三夜とはどんな意味?時期はいつ?
十三夜のある時期はいつかというと十五夜の1ヶ月後。
2019年は10月11日になります。
十三夜は日本でできた風習です。
十三夜は他にも呼び名があり
- 後の月(のちのつき)
- 栗名月(くりめいげつ)
- 豆名月(まめめいげつ)
とも呼ばれます。
ちなみに十五夜は芋名月(いもめいげつ)と呼べれます。
十三夜の由来は平安時代に月を鑑賞する風習からきています。
十五夜と同じで秋の収穫のお祝いとされています。
真ん丸お月さんをお米の形にたとえてお祝いの象徴として見られました。
十五夜の次に十三夜は月がきれいに見えます。
娯楽が少なかった昔の人にとって月を見ながらお祝いすることはイベントの一つでした。
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十三夜と十五夜の違いは?どっちも月見をするもの?
十三夜と十五夜の違いはまずは時期です。
1ヶ月差があります。
数字だけ見ると十三夜の方が早く来るイメージがありますが十五夜のあとに十三夜がきます。
それに十五夜の時期は天候が悪くなることが多く、実際月がきれいに見えないことも多いです。
それに比べ十三夜は天気がいいことが多いです。
そのため月がきれいに見えます。
お月見といえば歌にもある通り十五夜にしますが十三夜もするべきなのです。
十五夜と十三夜のどちらか一方しか月を見ないことを片見月(かたみつき)と言います。
これは縁起が悪いとされました。
そのため十五夜でお月見したら1ヶ月後に十三夜もお月見をしましょう。
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十三夜のお供え物は?その飾り方は?
十三夜のお供え物は十五夜同様に月見団子です。
十三夜では月見団子を13個用意します。
一番下が8個、真ん中が3個、一番上が1個でピラミッドのような形で並べます。
ちなみに十五夜は15個でしたね。
地域によっては月見団子の代わりに里芋の場合もあります。
月見団子も里芋もどちらも月の形とよく似ていることからお供えされます。
他にも豆や栗、ススキをお供えします。
栗や豆はこの時期に収穫ができるからですね。
秋の収穫に感謝を込めておそなえします。
十三夜が「栗名月」「豆名月」とも呼ばれるのも納得ですね。
ススキは月の神様の依代と考えられています。
本来は稲穂なんですけどね。
この時期に獲れないので代わりにススキを使います。
また、ぶどうをお供えすることもあります。
これはぶどうのツルが月へ伸びていくとたとえ、月との深くつながることを表しています。
これらはすべて月の見えるところにお供えします。
お供えというと仏壇なんかを連想するかもしれません。
でも月見は月を愛でながらお祝いする日です。
月が見えるところにスペースを確保しましょう。
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まとめ
十三夜ま十五夜に比べるとマイナーです。
でも昔の言い伝えで十五夜と十三夜は両方、月見した方がいいとされています。
今年はどちらもお月見を楽しんではいかがでしょうか?
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