旬の時期になると大量に安く購入できるきゅうり。
でも、いただくことも多いためなかなか食べきれず、気づいたら変色していたという経験をはないでしょうか??
そこで今回はきゅうりの変色に多い3つの原因と食べられるのか?について!
日持ちさせる適切な保存方法と大量消費レシピと合わせて紹介します。
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食べられる?きゅうりの変色する3つの原因
冷蔵庫で長期間保存していたきゅうりを切ったら、中身が変色していた!ということがありますよね?
変色して多い色が赤色・透明・茶色の3種類です。
切ってこの色になっていた場合、食べることはできるのでしょうか?
赤色に変色したきゅうり
切ったきゅうりが赤色(状態によってはピンク色っぽい場合も)になっているのは、寒さによる低温障害が原因です。
ご自宅では買ったきゅうりを冷蔵庫で保存することが多いですが、きゅうりは寒さに弱い野菜のため繊維の劣化に繋がりやすい傾向があります。
食べることは可能ですが、品質は落ちているため新鮮なものと比較すると味は落ちてしまいます。
透明に変色したきゅうり
切ったきゅうりが透明になっているのは、きゅうりが傷み始めているサインです。
きゅうりが腐りかけてることが原因で食中毒になるケースもあります。
この場合は残念ですが処分することをおすすめします。
茶色に変色したきゅうり
赤色に変色したきゅうりは味は落ちるけど食べることができ低温障害が原因です。
それがさらに進むことで茶色に変色していきます。
細菌の繁殖による有毒物質が発生しており腐ってしまっているため、この状態になっていたら迷わず廃棄しましょう。
なお切り口が黄色っぽくなっているのは、きゅうりが熟してきたことによる変色です。
この変色は低温障害による赤い変色同様、味は落ちていますが食べることは可能です。
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変色対策に!きゅうりの適切な保存方法
寒いところが苦手なきゅうりですが、常温保存には向いていません。
冷蔵庫保存が基本となりますが、変色させないよう日持ちさせる適切な方法で保存しましょう。
まず買ってきたきゅうりは何本かが袋に入っています。
袋から出し乾燥しないよう1本ずつキッチンペーパーや新聞紙に包みます。
低温が苦手なため冷蔵庫の野菜室で保存し、1週間をめどに使い切るようにしましょう。
もし、もっと長期間保存したい場合は次の方法で冷凍保存も可能です。
最初にきゅうりをスライスし塩もみします。
次にそのきゅうりの水分をよく拭き取り、1回分ずつ分けてラップし、ジップ袋に入れます。
それを冷凍庫で保存することで保存期間が1カ月にのびます。
使う際は自然解凍させ、酢の物などにして食べるのがおすすめです。
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変色する前に!きゅうりの大量消費できるレシピ
きゅうりは家庭菜園で作られることも多く、時期になるとご近所からもたくさんいただいくということもありますよね?
どのように消費しようか悩んでいる…という方も少なくないのでしょうか?
そこでこの項目では、きゅうりをおいしく大量消費できる作り置きレシピを紹介します。
長期保存もOK!きゅうりの漬物
- 洗って水分を切ったきゅうり(500g)と塩(30g)をジップ袋へ入れ、塩をきゅうり全体にいきわたらせるため振ります。
- 平らになるよう置いたらペットボトル等の重石をのせ、冷蔵庫で一晩置きます。
- きゅうりからでた水分を捨て、ざらめ(100g)と酢(45cc)を加えしばらく置いておきます。
- ざらめが溶けてきたら鷹の爪(1本)を入れ、冷蔵庫に1週間置いたら完成です。
※調味液に浸けたまま冷蔵庫保存で、1年持ちます。
パリポリおいしいきゅうりの佃煮
下記動画では、きゅうり400gを使用して作る佃煮のレシピが紹介されています。
ぜひ、参考にしてみてください。
夏になるとたくさん出回るきゅうりは家庭菜園等で作られることも多いため、いただきものと合わせると食べきるのに時間がかかるということもあります。
変色させてしまうと場合によっては食べられなくなってしまいます。
変色対策上手に保存しながら作り置きレシピでおいしく大量消費していきたいものです。
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