また暑い季節がやってきます。
最近の夏は異常に暑いので体調管理には十分気を付ける必要があります。
特に熱中症には注意です。
熱中症は、初期段階では自覚症状がない場合があります。
それだけではなく、熱中症の症状がひどいと後遺症が残る場合があります。
今回は熱中症の後遺症についてお伝えします。
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熱中症は後遺症が残る?どんな症状?
熱中症の後遺症は、熱中症の時とよく似た症状が起きます。
頭痛や関節痛、筋肉痛と痛みから始まり、耳鳴りや食欲不振なども挙げられます。
他にも体がダルい時期が続くこともあります。
体温の調節をする自律神経が異常をきたしていることでこの症状が起きます。
自律神経は交感神経と副交感神経という二つの神経からなっていて、交感神経は体温を下げようとし、副交感神経は体温を上げようとする役割があります。
正常な時はこれがうまく作用しあって体温調節が自然とできるのですが、熱中症になるとこれがうまく働かなくなります。
症状が酷く、後遺症が残ると自律神経失調症になります。
自律神経失調症の原因はストレスや不規則な生活などがよく挙げられますが熱中症の後遺症でもなる可能性があります。
また、熱中症は3段階に症状が分かれており、ステージ3の意識障害を起こした後の後遺症はもっと重いものになります。
血液に異常をきたし、脳機能障害、脳出血や腎不全など自然治癒では治らない後遺症にもなりかねません。
記憶障害などになる可能性もあるので注意しましょう。
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熱中症の後遺症はどれくらいの期間続くの?筋肉痛やしびれも後遺症?
頭痛やめまいなど軽い後遺症であれば2週間~1ヶ月ほどの期間続きます。
筋肉痛や手足のしびれも熱中症の後遺症です。
筋肉中のミオグロビンという物質がうまく働かなくなることで筋肉痛や関節通につながります。
また、しびれやめまいなどがある場合は脳梗塞や心筋梗塞などの大病の可能性も否定できません。
熱中症とよく似た症状なので見過ごしがちですが、対処が遅れると取り返しのつかないことになります。
おかしいと感じたら病院で診断してもらうようにしましょう。
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熱中症の後遺症は治らないの?病院は何科にいくべき?
熱中症の後遺症は治ります。
頭痛やめまいなど、日常生活ができるくらいの軽い症状であれば自然治癒できます。
後遺症のある期間は無理せず、安静にしていれば自然と治っていきます。
熱中症は何科にいくべきか?
迷ってしまうかもしれませんが日常生活が送れないくらいの後遺症であれば、すぐに病院にかかってください。
まずは内科で相談しましょう。
もし脳に異常をきたしているような状態でしたら脳神経内科などに案内されます。
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まとめ
熱中症を甘く見てはいけません。
ちょっとおかしいな?と思ったときに必ず安静にするようにしてください。
意識があり、自分の体の異常に気づける段階であればまだ熱中症はステージ1の段階です。
それが進むとステージ2、3と行き、後遺症が残ってしまう可能性があります。
早めの対応を心がけましょう。
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