美容・健康

汗が出ないことは実は危険!?病気の可能性もありますよ!

あなたは汗っかきですか?
それともあまり汗をかかない方ですか?

同じ状況にいても汗をかく人、かかない人がいます。

 

汗をかかない人は、汗っかきの人からすると羨ましいと思われていることがあります。

でも、本当に汗をかかないことっていいことなのでしょうか?
汗が出ない人には実は原因があるのです。

汗がどのような働きをしているか?
なぜ汗が出ない人がいるのかなど見ていきましょう。

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汗が出ない人は危険?その原因は?

私のまわりでも汗がなかなか出ない人がいました。

暑い夏で汗を流している私をはた目に涼しそうにしている友人が当時はうらやましかったものです。

 

でも、汗が出ないこと実は危険なのです。
汗は体温の調節をしてくれる大事な役割があります。

暑い夏でも汗を出すことができない人は汗を体内に閉じ込めてしまっています。

そのため、熱中症になりやすい体質といえます

 

また、汗が出ないということは基礎代謝が落ちているので、免疫力の低下にもつながります。

免疫力が低下すると、風邪や病気にかかりやすくなります。

それにいざ風邪を引いて熱を出したときも汗が出せないとなると回復までに時間がかかるでしょう。

 

他にも湿疹が出る場合もあります。

体は汗を出そうとしているのに、肌の角質がふやけることが原因で上手に汗が排出されないことがあります。

そうなると、出られなくなった汗がかゆみを起こして湿疹を発症してしまいます。

 

このように汗を出せないことには、危険がたくさん潜んでいます。

ではなぜ自然に汗を出すことが出来ないのでしょうか?
原因はいろいろ考えられます。

汗腺が少ない

汗が出る腺が少ないと、その分汗をかくのが難しくなります。

汗腺の数は3歳頃までに決まります。

それまであまり汗をかかずに過ごしていると汗腺が少ないまま成長してしまい、結果として汗が出にくい人になってしまいます。

水分不足

また水分不足も考えられます。
汗も体内から出てくる水分の1つです。

水分が体内に少ないと排出できる量がすくなくなります。

運動不足

運動を日頃からしていないと、汗をかきにくい体質になります。

代謝が落ちてしまうと、低体温になります。

結果として体から体温が奪われるのを防ごうと汗を出にくくしてしまうのです。

 

代謝が悪いと太りやすいといいますよね

その通りで、汗が出にくい人は肥満にもつながりやすくなります。

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汗が出ないのは病気かもしれない?症状や対処法は?

汗が出ないことは病気の可能性が考えられます。

無汗症(むかんしょう)

全身性のものと、一部のみに出る症状があります。
先天性の人もいれば後天性であることも。

汗をかくことができないので皮膚が乾燥してしまったり、体温調整がうまくできません。

結果的に体がほてってしまったり熱中症、頭痛やめまいなどの症状が現れます。

対処法としては病院でステロイド剤を投与してもらうとよくなるケースがあります。

自律神経失調症

汗を出す信号を送っているのは自律神経です。
ストレスを抱え込んでいると、この症状が出やすくなります。

自律神経失調症は汗が出ないだけでなく倦怠感やおう吐、頭痛など様々な症状を発症します。

もしストレスが多い状態でしたらそれをまず改善していきましょう。

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逆に汗が出ない方法ってあるの?

汗が出ないのも困ったものですが、汗っかきで汗を止めたい場合もありますよね。

そんなときはこちらを試してみてください。

ゆっくり深呼吸をする

とっても簡単な方法ですね。
汗が出るということは、交感神経が働いている証拠です。

これを落ち着かせるためにゆっくり深呼吸します。
そうすると、体から汗がひいていきます。

クールダウンする

冷たいものが近くにあったら試してください。
体温を意図的に下げます。

首の後ろや鎖骨あたりに冷たいペットボトルなどを当てます。

そうすると体温の上昇をおさえることができます。

黒い汗や青い汗のシミが!これは病気?原因や他の色の汗も出たりするの?夏になり気温が上がってくるとと汗が気になりますね。 運動などしなくても汗が流れ出るような汗かきの人は特に気になると思います。 ...

 

また、汗が出すぎて困っている人はもしかしたら多汗症かもしれません。

自分ではどうしようもできないようであれば病院で相談してみてくださいね。

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まとめ

汗をあまりかかない人を見てうらやましい!と思っている人もいるかもしれません。

でも、汗は私たちの体にとって大事な働きをしてくれています。
上手に汗と付き合っていきたいですね。

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