ピリッとした辛みがアクセントであるからし菜。
皆さんはよく食べられるでしょうか?
あまりなじみがないという方も多いかもしれませんが、実はからし菜は栄養の宝庫でありながらヘルシーな食材なのです。
今回は健康に関心を持っている人から注目されている、からし菜の栄養と効果・効能について紹介します。
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バリエーション豊富!?からし菜の種類
からし菜は葉野菜の仲間で、高菜やわさび菜と同じアブラナ科の野菜です。
種も含めて葉のピリッとした辛みがあるのが特徴で、栄養が豊富なことで知られています。
漬物やお浸し、炒め物などが定番ですが、最近では生でも食べやすよう改良が進められ「サラダからし菜」なども作られシャキシャキとした食感を楽しめるようになっています。
実はからし菜と言っても様々な種類のものが出回ってます。
葉が緑色のいわゆるからし菜の他に、葉が赤いレッドマスタード。
西洋からし菜と呼ばれていてるマスタードグリーン。
葉の付け根のわき芽を食べる博多つぼみ菜などがあります。
そのため、からし菜を食べる際は彩りも楽しみたい場合はレッドマスタード。
サンドイッチをボリューミーにするならマスタードグリーンなど、使い分けても食事がより楽しくなるかもしれません。
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からし菜を日常的に摂取したくなる6つの栄養とその効果・効能
必ずしも普段の食事に出てくるような定番の食材とは言い難いからし菜。
ですが、実は栄養豊富で積極的に摂取したい野菜です。
まずからし菜の栄養で1つめの注目すべきものは、辛み成分であるアリルイソチオシアネート。
唾液や消化液の分泌を促す作用があり食欲の増進や消化吸収を良くする効果があります。
さらに抗菌・抗酸化作用もあるため、食中毒予防・老化予防の効果も期待できます。
2つめはβ-カロテンで、ガン予防の効果が期待できます。
このβ-カロテンは体内で必須量のビタミンAに変換されるため、ビタミンAの栄養素も持ち合わせています。
「ビタミンA」は、夜盲症予防・改善や美肌効果が期待できます。
3つめはビタミンC。
ほうれん草の約1.8倍含まれており、美白や美肌効果が期待できる栄養素です。
しかも動脈硬化や心筋梗塞などの予防も期待できるため、美容や健康に欠かせない成分だと言えます。
4つめは造血のビタミンと言われる葉酸。
野菜類の中でもからし菜は多くの葉酸を含んでいます。
赤血球・ヘモグロビンの生成を補助する作用があり貧血予防が期待できます。
そしてDNA合成などにも関与する成分でもあるので、妊娠前後の女性が積極的に摂取したい栄養素でもあります。
5つめはビタミンK。
骨の代謝や形成の促進や骨破壊の抑制など、骨の健康維持に不可欠な栄養素です。
6つめは人の体に必須のミネラルであるカルシウム。
骨や歯を上部にする効果があり、からし菜に含まれるリンやマグネシウムの作用と相まって骨粗しょう症予防が期待できます。
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漬物やお浸しだけじゃない!からし菜の食べ方
からし菜の定番と言えば漬物やお浸し。
そこで、いつもの定番からし菜レシピとは少し違う食べ方を紹介します。
からし菜おにぎり
- からし菜(食べる分)を適当にざく切りしたっぷりの水で洗ったら、軽く塩もみし数分置きます。
※おにぎりを包む分のからし菜は、大きめにカットします。 - からし菜の水分を絞り、ごはんと混ぜ込む分をみじん切りにします。
辛みなどが気になる場合は、ゴマ油でさっと炒めましょう。 - ボウルにごはん(適量)・油をきったシーチキン(お好みで)・②・塩とゴマ(少々)を入れたら混ぜ、おにぎりを作ります。
※シーチキンの代わりに、かつお節や鮭などを使っても美味しく作れます。 - おにぎりを塩もみした大きめのからし菜で包んだら完成です。
からし菜のペペロンチーノ
文字よりも下記動画を参照ください。
からし菜のたらこマヨ和え
- からし菜(130g)を4cm~5cmでカットし、塩(少々)を入れた沸騰したお湯で20秒程度茹でます。
少し冷ましてから軽く水気をしぼり、だし醤油(小1弱)をまぜ、しばらく置いたらしっかり水気をしぼります。 - トースターで焼いたたらこ(お好みで)を皮付のまま細かくカットしたら、マヨネーズ(大1・1/2)・砂糖(小1/3)・顆粒和風だし(少々)・一味唐辛子(お好みで)と混ぜ合わせます。
- からし菜と②の調味料を和えたら完成です。
からし菜は栄養豊富な食材なので、ぜひ色々な調理法で体に嬉しい効果・効能を摂取しましょう。
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