独特なコリコリ食感がたまらないキクラゲ。
クセがない割りに、豊富な栄養が詰まっていることをご存知でしょうか?
最近ではダイエットにむいている、実は美容にも良いなどと言われており、普段の食事に積極的に取り入れていきたい方も増えているかもしれません。
じゃ~実際にキクラゲを自宅でも食べよう!としても乾燥したまま…。
これってどうやって調理したらいいの?
そこで今回は、基本のキクラゲの戻し方と戻した後の日持ちや保存方法と合わせて紹介します。
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キクラゲの戻し方!戻し時間や早く戻す方法!
キクラゲの戻し方は、水を使う方法とぬるま湯を使う方法の2つがあります。
基本の戻し方はキクラゲの細胞壁を傷つけず、うま味や栄養素の流出を防ぐために「水を使う方法」です。
手順は、
- 軽く水洗いしたキクラゲをボウルに入れ、水をかぶるくらい入れます。
- 15分から20分程度で戻すことができます。
- より生キクラゲに近い食感を楽しみたいという場合は冷蔵庫で6時間程度、キクラゲを水に浸しておきます。
長く水に浸けすぎると逆に食感が悪くなるため、引き上げ時間に気を付けましょう。
2つめのキクラゲの戻し方は、水よりも早く戻せる「ぬるま湯を使う方法」です。
手順は、
- 軽く水洗いしたキクラゲをボウルに入れ、人肌程度のぬるま湯をかぶるくらい入れます。
- 10分から15分程度で戻すことができます。
お湯でキクラゲを戻す時になるべく栄養素を逃さずプリプリに仕上げたいという場合は、
- 40度程度のぬるま湯(1リットル)に砂糖(5g)加えます。
これによりお湯の浸透圧の濃度があがり、キクラゲの栄養素の流出を防ぐことができます。 - そこに炭酸水(お湯1リットルに対し250ml)を加え30分程度置いておくことで、キクラゲをプリプリに戻すことができます。
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キクラゲを戻した後はどのくらい日持ちする?保存方法は??
戻したキクラゲを使いきれなかった場合、日持ちするのか?
どのように保存したらよいのか?気になりますよね??
実は戻してしまった後のキクラゲでも保存方法によって数日から長期間日持ちさせることができます。
もしも数日中に食べるような場合は、ジッパー付の保存袋に戻したキクラゲと少量の水を入れます。
そしてキクラゲ同士がくっつかないように少し空気を抜いたらジッパーを閉じ、冷蔵庫で保存しましょう。
長期保存したい場合は、石づきを切り落とし使いやすい大きさにカットして、水気を切り保存袋に入れ冷凍庫で保存します。
冷凍保存の場合は1ヶ月程度日持ちしますので、それまでに使い切るようにしましょう。
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キクラゲの戻し汁の栄養も活用できるレシピ
通常あまり料理に使われることはないキクラゲの戻し汁。
ですが、キクラゲをお湯で戻した際に流れ出る栄養素が気になりますよね?
実はキクラゲの戻し汁には皮ふの代謝を促進させるビタミンBが含まれています。
人によっては戻し汁を活用したいという方もいるかもしれません。
そこでキクラゲの栄養が溶け出した戻し汁も摂取できるレシピを紹介します。
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キクラゲの佃煮
- 乾燥キクラゲ(25g)を水で戻して細切りにし、鍋に入れます。
- 鍋に酒(150cc)・醤油(85cc)・キクラゲの戻し汁(200cc)・砂糖(60g)・白ごま(5g)を加えフタをし、弱火で40分程度煮詰めます。
- 火を止めたら半日程度放置し、完成です。
※冷蔵庫で保存し、1週間程度で食べきりましょう。
キクラゲの炊き込みご飯
- 炊飯器に、研いだお米(2合)・キクラゲの戻し汁(適量※足りない場合は水を足します)・酒(大1)・麺つゆ(大2~3)を入れます。
- ほぐしたしめじ(1/2袋)とマイタケ(1パック)、細かく切ったキクラゲ(適量)を入れ、炊飯器のスイッチを入れます。
- 炊けたら混ぜ合わせて完成です。
キクラゲのかに玉(2人分)
□下準備
- 乾燥キクラゲ(15g)を水で戻しておきます。
- 甘酢あんに使用する片栗粉と水(各小2)を合わせておきます。
- カニカマ(1袋)を手で細かく割いておきます。
□甘酢あんを作ります。
- 耐熱容器にキクラゲの戻し汁(150cc)、醤油・砂糖(各大1と1/2)を入れ、600wで1分30秒加熱します。
- 取り出したら水溶き片栗粉(下準備②)を入れ手早くかき混ぜ、30秒レンジで加熱しよく混ぜます。
- 様子を見ながら加熱し、とろみがついたら酢(大1と1/2)を加え混ぜたら完成です。
□カニ玉を作ります。
- ボウルに卵(6個)を割り入れよく混ぜたら、カニカマ(下準備③)、キクラゲ(下準備①)、オイスターソース(小2)、塩コショウ(少々)を加えよく混ぜます。
※1人分ずつ作る場合は、半量ずつで用意しましょう。 - フライパンに油を入れ中火で熱したら、①の半量を流し入れ箸で混ぜながら丸く形を整えます。
- 火を弱めてフタをし好みの焼き加減になるまで焼いたら、皿に移し甘酢あんの半量と小ネギ(お好みで)をのせたら完成です。
下記動画では、キクラゲの戻し汁にはちみつとレモン汁を加えた飲み方が紹介されています。
キクラゲチップスも作られていますので、気になる方はぜひ見てみてください。
豊富な食物繊維にビタミンDの含有量は食材の中でもトップクラス!
栄養満点なキクラゲを今回紹介した方法で美味しく戻し、普段の食事にどんどん取り入れていきましょう。
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