オレンジ色がきれいな人参ですが黒く変色しているのを見たことありますか?
私は人参を大体3本セットで買ってくるのですが、一度の料理で使い切れず放置してしまうことがあります。
忘れたころに取り出すと人参が黒くなっている!
こうなっていると食べてもいいのか少し心配ですよね?
そこで本日は黒くなってしまった人参について詳しくみていきましょう。
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人参に黒い斑点や筋が!これはカビなの?
人参に黒い斑点や筋ができる原因は乾燥によるものです。
空気に触れることで、黒く変色していきます。
目に見えない傷が収穫時に人参の表面についてしまい、その傷から人参の内側にある水分が蒸発してしまい乾燥します。
乾燥により黒く変色してしまうのです。
ですから、これはカビではありません。
しかし、人参が古くなってきているので早めに食べた方がいいです。
食べるのであれば、黒く変色している部分は厚めに皮をむいて取り除きましょう。
また、軟腐症の可能性もあります。
これは人参の先の方から黒く変色してきます。
放置しておくと、どんどん全体に黒ずみが広がってきてしまいます。
短期間で黒い斑点や筋が広がっていくようであれば軟腐症にかかっている可能性があります。
軟腐症の場合でも、その部分を取り除けば食べることはできますが、傷みがはじまっているので黒ずみを見つけたら早めに食べるようにしましょう。
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人参の内側に黒いシミみたいなものがあるけど食べられる?
外側であれば始めに気づくことができますがカットしてから内側が黒いとガッカリしてしまいますね。
でも、内側に黒いシミがあっても問題ありません。
人参の内側が黒くなる原因はポリフェノールの成分が変化して黒くなっています。
輪切りにしたときに丸く黒いシミがついていることがありますね。
私も経験はありますが、食べることは可能です。
もし気になるようでしたらカレーなどに入れて食べるといいかもしれません。
ただし、その黒い部分やその周辺がブヨブヨに柔らかくなっていたら腐っているので食べるのはやめておきましょう。
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人参に黒い斑点ができない保存方法は?
人参の黒い斑点は食べても問題ないとは言え、できたらきれいなままの人参を食べたいですよね?
人参をきれいなまま保存するには
乾燥から人参を守ることがポイントです。
人参を1本ずつ新聞紙に包み、ビニール袋に入れて保存します。
新聞紙がなければキッチンペーパーでも代用可能です。
包む前に人参に水滴がついていたら拭き取りましょう。
保存場所は野菜室が適しています。
人参はもともと立って育つものなので野菜室の中でも人参は立てて保存することで日持ちするようになります。
また、冬場であれば常温でも保存可能です。
人参の適温は5度前後なので風通しのいい冷暗所があれば冷蔵庫から出して保存しましょう。
もし葉っぱのついている人参であれば葉っぱは落としておきましょう。
人参の実から葉っぱに栄養が渡ってしまうので実がスカスカになってしまいます。
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まとめ
人参に黒い斑点や筋があっても食べることできるものがほとんどです。
ただ、その部分がブヨブヨしていたり異臭がしていたら腐っているので食べないでおきましょう。
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