夏が旬の冬瓜。
みずみずしくてとっても美味しいですよね。
ところであなたは本当に美味しい食べ方を知っていますか?
正しい下処理をすることでいつもの冬瓜がもっと美味しくなること間違いなしです。
今回は簡単な冬瓜の下処理の仕方をご紹介いたします。
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冬瓜の下処理は必要?しないとどうなる?
冬瓜は下処理をすることで美味しくなります。
下処理をすることで青臭さを和らげることが出来るので煮物を作るときなどは下処理がマストの作業です。
下処理をするとスープやだしの味がしっかり染み込んでくれるので美味しさがアップします。
反対に下処理しないまま冬瓜を煮てしまうと他の食材に味が移ってしまいます。
濃い味付けにする場合はそれほど気にならないかもしれませんが薄味のときは下処理しておくことをオススメします。
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冬瓜の下処理方法!茹で方やレンジを使った方法は?
冬瓜を下茹でするときに大事なポイントがあります。
あのきれいな緑色を残したいときにオススメの方法です。
ポイントは下茹でをするときに重曹を使うんです。
冬瓜の皮をできるだけ薄く向きます。
そうすると濃い緑色の皮の下は薄い黄緑色になっています。
その黄緑色の部分に重曹と塩をふりかけてこすりつけます。
よく染み込ませたい場合は、表面に包丁で切り込みを入れて重曹と塩が入りやすくする手間を加えてください。
重曹:塩=1:3の分量で混ぜてすりこんでください。
そのあと20分ほど置いたら、熱湯で10分ほど煮て串などが通るようになったら完成です。
ナスの色落ちを防ぐときはミョウバンを使いますが冬瓜などの緑色の野菜のときは重曹を使います。
間違えないように気を付けてくださいね。
また、電子レンジを使って下茹でする方法もあります。
電子レンジで下処理をする場合は、冬瓜を水にくぐらせて手から耐熱容器に入れてラップを緩くかけて500wで7分ほど加熱してください。
こちらも最後は串が通るか確認ができたら完成です。
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下処理した冬瓜の保存方法は?苦味を取るための方法は?
まとめて下処理して一度に食べきれないときは冷凍保存しておきましょう。
冬瓜の下処理が終わったら十分冷まします。
冷蔵庫で冷やすと、冷蔵庫の中の温度が上がり他の食材を悪くしてしまうので常温で冷めるのを待ってくださいね。
粗熱が取れたら水気をしっかりとってジップロッに入れて冷凍庫に入れて保存しください。
これで1ヶ月ほどもたせることができます。
冷凍したものは、凍ったままスープや煮物に使うようにしてください。
解凍の必要はありません。
また冬瓜は下処理をすると苦味を取ることができます。
それでも苦味を感じるときはククルビタシンというウリ科に含まれている物質が原因です。
あまりにも苦くゴーヤほどの苦さを感じる冬瓜であれば食べるのをやめておいた方がようです。
ククルビタシンは頭痛、腹痛やおう吐などを引き起こす可能性があります。
前述した下処理をすれば通常は苦味も取れるので美味しく食べてください。
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まとめ
冬瓜は下処理をすることで見た目もきれいに味も美味しく楽しむことができます。
色落ちを防ぐには、重曹を使うことがポイントです。
下処理を正しく行っても苦味を感じるものは体によくないのでたべないでおきましょうね。
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