アダムとイヴの神話の中で出てくる禁断の果実いちじく。
柔らかさとつぶつぶとした触感、そしてあの甘みがなんともクセになります。
特にドライフルーツにすると、小ぶりのため、パクパクと何個でも食べてしまいます。
でも、いちじくの食べ過ぎは要注意なんです。
今回はいちじくを食べ過ぎてしまうとどういった症状が出るのか?
1日に食べる量の目安などについてお伝えします。
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いちじくに含まれる栄養や効果、カロリーは?
いちじくは、古くからヨーロッパ諸国で多く食べられており、「不老長寿の果実」と呼ばれるほど栄養が豊富に含まれています。
いちじくの持つ効果で知られているのが、抗酸化作用(アンチエイジング)と便秘解消効果だと思います。
抗酸化作用があるのは、「アントシアニン」という栄養素。
これは、いちじくの皮や赤い部分に含まれています。
また、ポリフェノールも含まれているので、美容に興味がある人にはおすすめの食べ物です。
便秘解消に効果があるのは「ペクチン」という栄養素。
これは水溶性の食物繊維で腸の働きを活発にしてくれます。
それらに加え、カルシウムやカリウムなど、ミネラル分も多く含まれているので、「不老長寿の果実」と呼ばれるのも納得ですね。
ただ、気を付けていただきたいのが乾燥いちじくのカロリー量。
生のいちじくでは、100グラムあたり50kcal前後
ですが、乾燥いちじくになると300kcal前後までカロリー量が増えてしまいます。
栄養がある一方、ダイエット中の方は食べ過ぎ要注意です。
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いちじくを食べ過ぎるとどうなる?適量は?
いちじくと食べ過ぎると、ずばり太る可能性が高くなります。
特に乾燥いちじくはカロリー量が高いので気を付けてください。
カロリー量で考えると、生のいちじくであれば1日3個ほど。
乾燥いちじくであれば1日2個までを目安に食べてください。
そして、もう一つ気を付けていただきたいのがアレルギー症状です。
いちじくを食べた後に口の周りがかゆくなったり、のどの違和感が出たりする方は要注意です。
ひどい場合は蕁麻疹や呼吸困難を引き起こしてしまう可能性もあります。
そのため、お子さんなどに与える場合は特に注意が必要です。
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美味しいいちじくを食べるために!選び方や食べごろの見分け方は?
いちじくは夏に収穫されるものと秋に収穫されるものがあります。
夏のものは6~7月、秋は8~10月頃が旬とされています。
美味しいいちじくを選ぶ際は、表面が赤紫になっているものを選んでください。
一部分だけが赤紫になっているものではなく、全体が赤紫色になっているものがおすすめです。
また、丸みがあり甘い香りがするものがより美味しいとされています。
スーパーなどで選ぶ際に参考にしてみてください。
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まとめ
いかがでしたか?
栄養素が豊富に含まれているいちじく。
美肌効果やアンチエイジング効果が期待できる一方で、食べ過ぎによるカロリーオーバーには要注意です。
また、アレルギー症状が出てしまう可能性もあるので、りんご・桃・梨・さくらんぼ・イチゴにアレルギーがある人は特に気を付けてください。
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