夏になると、暑さで体がだるくなり、食欲がなくなる…そんな経験はありませんか?
そこでおすすめしたいのがゴーヤです。
ゴーヤには疲労回復に効果の栄養が豊富に含まれており、体力が低下しやすい夏にこそ取っていただきたい食べ物です。
ただ一方で、ゴーヤは苦いから苦手と感じている方も多いと思います。
今回は、ゴーヤが苦手な人におすすめの、苦みを減らす下ごしらえの方法やゴーヤの選び方などについてお伝えします。
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ゴーヤが苦い理由!部分でも苦さは違うの?
ゴーヤの苦み成分がどこからきているのか?
ゴーヤの苦みの原因は「モモルデシン」という成分です。
この成分はゴーヤの中にある白いワタの部分に多く含まれています。
そして、モモルデシンには、食欲増進作用や血糖値・血圧・コレステロール値を低下させる働きもあり、体調を整えるにはとてもよい働きをしてくれます。
ではゴーヤの部位で苦さは違うのか?
ゴーヤの部位を簡単に分けると4つあります。
種・ワタ・実・皮部分のつぶつぶ。
苦味の原因であるモモルデシンが多く含まれてるワタ部分が1番苦い感じはしますが、実際に食べてみるとちょっと違います。
ゴーヤの種は苦味は全くと言っていいほどなく、ワタや中の実の部分も多少の苦味はありますが、そこまで苦いものではありません。
1番苦く感じるのはゴーヤの表面にある、つぶつぶした皮の部分。
あくまで個人的な感想ですがゴーヤの苦さが苦手な人は皮部分のイボイボを取って食べるといいかもしれません。
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苦いゴーヤの見分け方は?
まだ熟れていない、緑色が強いゴーヤは苦みが強いです。
そして、熟れていないゴーヤは硬いです。
これが苦くないゴーヤを見分ける簡単な方法だと思います。
そして表面のトゲトゲした部分が大きいものを選んでください。
見分け方のコツとして、店頭に並んでいるゴーヤをサッと見ます。
その中で淡い緑色のものをいくつか選び、触ってみて硬いものは除外し、柔らかいものを選びます。
最後に表面のトゲトゲした部分の大きさが大きいものを選ぶ。
この方法で、苦みの少ないゴーヤを選ぶことができます。
補足ですが、グリーンカーテンに使うゴーヤは一般的に身が小さく、硬いものが多いです。
そのため苦みを強く感じるケースが多いです。
グリーンカーテンで収穫したゴーヤを食べて嫌な思いをした人は、ぜひ、店頭に並んでいるゴーヤを試してみてください。
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ゴーヤの苦味の取り方や下ごしらえ方法は?
ゴーヤの苦味を取るためにはまず縦に切り、中にある白いワタと種をしっかり取り除きます。
スプーンなどを使うと便利です。
そして輪切りにしていくのですが、苦みが苦手な方は、できるだけ薄く切ることをおすすめします。
厚めに切ると、苦みを強く感じます。
薄く輪切りにしたゴーヤをボウルやビニール袋などに入れ塩もみします。
塩もみをすることでゴーヤから水分が出てき、苦みが減少します。
塩もみしたゴーヤを10分ほど放置して水洗いします。
これで下ごしらえ終了です。
おすすめの調理方法は、ゴーヤーチャンプルーなど炒め物に使うことです。
油を使って調理することで、サラダなのでそのまま食べるより、苦みをだいぶ感じに
くくなります。
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まとめ
いかがでしたか?
ゴーヤは体に良いと知っていても、苦みのために敬遠する人は多いと思います。
苦みの少ないゴーヤを選び、下ごしらえをしっかり行うことで苦みを軽減させることができますので、ぜひ試してみてください。
また、ゴーヤの良さを消してしまうようであまりおすすめはできませんが、どうしても苦みが苦手な方は、表面のトゲトゲした部分をピーラーなどで切り落として料理に使ってみてください。
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