日本人の生活に欠かせないお米。
あなたはうるち米ともち米の違いが何か分かりますか?
もち米は想像できる方が多いかもしれませんが「うるち米」って何のこと?
いつも食べているお米は何?カロリーや糖質も違うの?
そんな疑問にお答えいたします。
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うるち米ともち米の違いは?吸水率やカロリー、糖質で比較
うるち米は普段、私たちがよく食べているお米のことです。
わざわざ「うるち米」という言い方をしないので初めて知った方もいるかもしれません。
うるち米の色はご想像の通り半透明。
真っ白でもなく、透き通っているわけでもない。いつも見ているお米の色ですね。
対して、もち米は真っ白で不透明です。
また、うるち米はアミロースとアミロペクチンが2:8になっているのに対して、もち米はアミロペクチンが10です。
つまりアミロースを含んでいません。
このアミロペクチンがもちもちした食感を生み出しています。
ちなみにアミロースが10のお米もあり、それがタイ米になります。
タイ米はパサパサしていてもちもち感は一切ありません。
細長い形をしているのが特徴です。
うるち米ともち米を2時間浸しておいた時の吸水率は
うるち米で20~25%、もち米は吸水率は30~40%となります。
カロリーは100gあたりで比べると
うるち米が168kcal、もち米が97kcakです。
糖質は100gあたりうるち米37.1gが、もち米が48gとなります。
もち米の方が糖質は高いですが、もちもち食感のおかげで少しの量で満腹感が得られるので上手に取り入れるとダイエットにも向いていますね。
他にも、うるち米ともち米の栄養素はほぼ差がありません。
ただ、タンパク質、脂質、食物繊維に関してはもち米の方が多く含まれています。
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うるち米ともち米の調理方法の違い。水分量など違うの?
うるち米ともち米は吸水率が違うので調理方法も違います。
お使いの炊飯器に「白米」「もち米(おこわ)」と表記があればそれに従うのが一番簡単です。
ない場合は、もち米はうるち米よりも水分を少な目にして炊くのがポイントです。
お米の量に対して0.8倍くらいの水量でOKです。
(うるち米はお米に対して1.2倍くらいの水量です)
具体的にいうと、もち米は1合あたり150cc
うるち米は1合あたり200ccの水が必要になります。
また、もち米は吸水率がいいので炊く前に浸す時間は必要ありません。
お米を研いだらすぐに炊くようにしましょう。
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うるち米ともち米を混ぜて使うことはできる?炊き方や割合は?
うるち米だけではなんだかパサパサするし、もち米だけではモチモチしすぎる…。
間のお米ってないの?と思っているあなたに朗報です。
うるち米ともち米を混ぜて炊くことができます。
うるち米ともち米を1:1で炊くときは炊飯器の「白米」「もち米(おこわ)」の中間ぐらいに水量を調整してください。
モチっとしすぎるのが嫌な方は、うるち米を多めにして炊くことももちろん可能。
また、うるち米ともち米を2:1で炊くときは「白米」と「もち米(おこわ)」の中間より少し上になるように水量を調整しましょう。
「もち米の方が水は少な目でいい」ということを覚えておけば大丈夫です。
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まとめ
いかがでしたか?
うるち米ともち米は栄養素の違いは、ほぼ見られません。
もち米の方がカロリーが低く、若干糖質が高くなります。
そして、もち米は腹持ちがいいのでダイエットには向いています。
うるち米ともち米を混ぜて炊くことも、できるのでぜひ挑戦してみてください。
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