サラダや炒め物、スープや蒸し料理など様々な調理に使え、とても便利なキャベツ。
ですが、1玉まるごと1回で使い切るのは難しいですよね?
余ったキャベツの保存時に困ることと言えば、切り口が茶~黒に変色してしまうことではないでしょうか?
中には紫色に変色していることもあり、切り口の変色と合わせて食べても問題ないのか?
心配になりますよね?
そこで今回は、キャベツの変色について!
なぜ変色するのか?食べても問題ないのか?変色防止方法と合わせて紹介します。
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キャベツが黒や茶色に変色する原因!食べられる?
カットしたキャベツをしばらく置いておくと、切り口が茶色~黒っぽく変色してしまいます。
なぜ切り口が変色してしまうのか?…というと、キャベツに含まれているポリフェノールが空気に触れ酸化してしまうからです。
キャベツに限ったことではなく、じゃがいもやリンゴなども同じことが原因で変色します。
そのため、変色したキャベツも問題なく食べることができます。
炒め物などにすれば変色が目立たなくなりますが、生食の場合は見た目が気になることがありますので、変色した部分を切り落として使うと良いでしょう。
下記動画では、キャベツを使った6品の作り置きレシピが紹介されています。
キャベツを使う量が1/2玉と1/4玉と消費しやすく、保存期間なども紹介されており作り置きにピッタリです。
変色する前に調理して置いておきたいという方、ぜひ参考にしてみてください。
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紫色に変色しているキャベツは食べられる?
スーパーで葉が紫色に変色しているキャベツを見かけたり、カットしたら中が紫色に変色してることがあります。
何かの病気や傷んでいるサインなのか?食べても問題ないのか?
気になったことがある経験をお持ちの方もいるかもしれません。
実はこの変色もポリフェノールの1種であるアントシアニンが原因で、美味しいキャベツであるサインなのです。
というのも、キャベツは低温で生長するとアントシアニンを生成するという特徴を持っており、葉が紫色に変色します。
そして多くの野菜同様、寒い中で育ったキャベツは凍らないよう糖分を溜めるため、甘みの強いキャベツが育っていきます。
つまり、寒さで生成される紫色の変色は寒いほど甘みが強くなるというキャベツの特徴で美味しいサインとなるわけです。
ちなみに、アントシアニンはブルーベリーなどに含まれている成分で、目に良い効果が期待できると言われており食べても問題ありません。
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キャベツの切り口変色を防止する2つの方法
キャベツの場合1玉買うことも多いものの、なかなか1回の調理では使い切れないですよね?
少しずつカットしながら使っていくため、なるべくキャベツの切り口防ぎながら消費していきたいという方も多いでしょう。
まずポイントとなるのが、カットする際空気に触れる面が少なくなるようカットすることです。
1/2カットしたキャベツより千切りにしたキャベツの方が変色するのが早いのは、それだけ空気に触れる面が多いことによります。
なるべく使う量をカットし、切り口は少なくしましょう。
それでは、キャベツの変色を防止する方法を2つ紹介します。
1つめは変色の原因となる酸素を断つ方法。
キャベツの切り口に水で濡らしたキッチンペーパー、または新聞紙を密着させた状態で袋に入れ冷蔵庫で保存します。
2つめは、変色の原因であるポリフェノールの酸化作用を抑制させる方法。
ポリフェノールの働きを抑える塩水、または酸化防止作用があるビタミンCを含むレモン水を使います。
やり方は簡単で、適量の塩あるいはレモン汁を入れた水の中にキャベツを浸け、水気を切ったら密閉状態で保存します。
塩水やレモン水で浸けた後に、1つめの方法で保存するとさらに長持ちさせることができますので、使う頻度に合わせて防止対策をしてみてください。
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