夏の暑さが厳しい時期に!
知人や友人、ビジネスパートナーやお客様などに対して、体調を気遣ったり自分の近況を伝えたりする暑中見舞い。
自分に届いた時は、どのように対応したら良いのでしょうか?
今回は暑中見舞いが届いた時の返事の仕方やその例文、返事を忘れてしまった時はどうしたらいいのか?などについてお伝えします。
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暑中お見舞いの返事は必要?いつまでにするもの?メールでもいいの?
暑中見舞いは一般的に梅雨が明けた時期から立秋を迎えるまでに出す手紙のことを指します。
夏の挨拶として送り先の方の「安否を伺う」ために送るものなので、暑中見舞いが届いたら、送り手はあなたの事を気遣ってくださっています。
ですので、暑中お見舞いをいただいたら返事を返すのがマナーです。
返事を返す時期は、できるだけ早めに返事を返すのが良いとされています。
ただ、1つ注意点があります。
実は返事の手紙が先方に届く時期によって、お手紙の内容が若干変わります。
立秋を迎えるまでは、暑中見舞いとして返事を書きますが、立秋以降は残暑見舞いになります。
残暑見舞いは立秋を過ぎてから8月末までの時期を指します。
そのため、お返事は遅くとも8月末までには先方に届くように準備してください。
以前は手紙が常識とされていましたが、メールで暑中(残暑)お見舞いを書くケースも増えているそうです。
メールでお見舞いが届いた時はメールで返信しても良いです。
ただし、相手から手書きの手紙が届いた場合は、手紙で返事をした方が無難です。
相手との関係性などによって、判断されると良いと思います。
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暑中お見舞いの返事の仕方は?ビジネスの場合と子供がもらった場合は?
では、具体的に暑中お見舞いをいただいた際は、どのように返事をしたら良いのでしょうか?
ここでは、お仕事関係の方に返事を書く方法、
子供がもらった時の返事の方法を例にお伝えします。
ビジネスの場合
日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて書いてください。
文章の構成として、挨拶、お礼、先方の内容を受けての一言、自身の近況、相手を気遣う一言という流れになります。
上記の流れに加え、親交の深い取引先の方などには、何かエピソードを交えて書くとより親近感がわいて良いと思います。
(例えば、夏に旅行に行くという話を聞いていた場合、その事を聞くなど)
暑中(残暑)お見舞い申し上げます。⇒挨拶
先日は、ご丁寧に暑中お見舞いをいただきまして、ありがとうございました。⇒お礼
〇〇様におかれましては、お変わりなくお過ごしのようで、何よりと存じます。⇒先方の内容を受けての一言
おかげさまで、私も元気に過ごしております。⇒自身の近況
しばらく暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。⇒相手を気遣う一言
子供がもらった場合
学校や塾の先生、などから暑中お見舞いをいただくこともあります。
子供の近況をしっかり書くと先生方は安心されると思います。
以下、例文です。
ざんしょおみまい申しあげます。
おてがみありがとうございます。先生はお元気ですか?
わたしは、この前、かぞくでどうぶつえんに行きました。
たくさんのどうぶつを見ることができて、とても楽しかったです。
まだまだあつい日がつづきますので、おからだに気をつけてください。
2がっきもどうぞよろしくおねがいします。
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暑中お見舞いの返事を忘れた!9月になった場合は返事のマナーは?
忙しかったり、旅行に行っていたりして、うっかり返事を忘れてしまうこともあると思います。
近しい人であれば9月に入っても残暑見舞いとして返事をしても特に問題はないでしょう
ただ、あまり遅くなるのはNGです。
あくまで、「残暑見舞い」ですので、暑い時期を過ぎてしまうと手紙の意味が変わってしまいます。
では、近しい人以外ではどうでしょう?
9月初旬であれば、大丈夫だと思いますが、それ以降であれば「普通のお手紙」として
お返事を書くことをおすすめします。
拝啓~敬具、などで書く手紙です。
お手紙の中では、暑中(残暑)お見舞いの返事ができていないことを謝罪する一言を添えてください。
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まとめ
いかがでしたか?
暑中お見舞いの返事のマナーについてまとめました。
お手紙が届いたら、すぐに返事を書くことがとても大切です。
送り手は、あなたの体調を気遣って連絡をしてくれています。
その気持ちに応えるのがマナーです。
お手紙の内容もそうですが、相手の事を思いやる気持ちを大切にしてくださいね。
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