夏の暑い日、食欲はなくてもそうめんだけは食べられる。
そんな経験ありませんか?
ツルっとした喉ごし、薬味と絡ませると風味豊かな香りが口いっぱいに広がる。
美味しい上にサラサラっと食べられるので、ついつい食べ過ぎてしまう・・・。
ヘルシーな印象があるそうめんですが食べ過ぎると太ってしまう可能性があります。
今日はそうめんを食べると太る理由について説明します。
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意外と知らない!そうめんのカロリー
まず、そうめんの栄養素を見てみましょう。
食品成分データベースによると、
乾麺タイプのそうめん100gあたり
- カロリー:356kcal
- タンパク質:9.5g
- 脂質:1.1g
- 炭水化物:72.7g
ここで注目していただきたいのがカロリー(kcal)です。
「カロリーを摂りすぎると太る」と聞いたことがあると思いますが、まさにその通り。
カロリーは体を動かす際の原動力・燃料になりますが、摂取しすぎると、消費できなかった分が、脂肪として体に蓄積されていきます。
それがいわゆる太るということです。
では、そうめんのカロリー量は、他の食材と比較してどうなのでしょうか?
身近な食材であるお米と比較してみると、そうめん356kcalに対し、お米167kcal。
ヘルシーに見えて、実はそうめんの方がカロリー量は高いです。
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そうめんで太る理由には原料も原因があった!
ご存知の方も多いと思いますが、そうめんの原料は小麦粉です。
つまり、炭水化物が多く含まれています。
炭水化物から食物繊維を除いたものを糖質と呼び、血液中に増えすぎると体重が減りにくくなったり、逆に体重を増加させてしまったりする原因になります。
食べ物を食べると、すい臓からインスリンというホルモンが放出されます。
このホルモンが放出されると血液中にある糖をエネルギーとして活用しようとします。
体重を減らすためには、体脂肪を燃焼させることが重要です。
ただ、血液中の糖質が増えすぎると、体脂肪を燃焼させエネルギーとして使うのではく、血液中の糖質を積極的に使用します。
そのため糖質の多い食事をすると、運動しても脂肪が落ちないことにつながります。
また、エネルギーとして使われなかった糖質は体脂肪に変換されてしまいます。
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めんつゆにも太る理由が隠されてる?
多くの人がそうめんを食べる際に、めんつゆを使うと思います。
実はそうめんだけではなく、めんつゆにも太る要素があります。
めんつゆストレート78g(約1食分)には34kcalのカロリーが含まれます。
私の経験上、そうめんを食べている時にめんつゆを継ぎ足して食べることがよくあります。
そのため、78g以上のめんつゆを使っているケースがほとんどです。
また、食塩も含まれていることから、健康のためにもめんつゆはあまり使いすぎないことをおすすめします。
そうめんを食べても太らない?そのダイエット方法は?
これまで、そうめんを食べることのデメリットをお伝えしましたが、なんと、そうめんを食べることでダイエットに成功した方がいます。
それが歌手の倖田來未さんです。
驚くことに3ヵ月で‐10kgの減量に成功したそうです。
その方法はいたってシンプル!
1日3食のうち、1回をそうめんに変える
例えば、お昼ご飯をそうめんだけにする。夕ご飯をそうめんだけにする。といった具合で、いわゆる置き換え式のダイエット。
では、具体的にどの程度の効果が得られるのでしょうか?
夕食にとんかつを食べた場合、ご飯やお味噌汁などを含めたカロリー量は、910kcal、鯵の塩焼きでは、615kcalにもなります。
夕食をそうめん100gだけに置き換えると摂取カロリーは356kcalのみですので、カロリー量のみを見た場合、ダイエット効果が期待できます。
多くの方の場合、夕食に多くのカロリーを摂取すると思うので、そうめんダイエットを行う際は夕食をそうめんに置き換えることをおすすめします。
また、昼間に比べて夜はエネルギーの消費量が少ないため、夕食にカロリーを摂りすぎると太る原因につながります。
そのため夕食をそうめんに置き換え、カロリー摂取量を減らすことはより効果的です。
ただ、気を付けていただきたいのが、そうめん自体は栄養価が高くありません。
そのため、他の食事の際にビタミンやミネラル分を積極的に摂取し、栄養バランスを整えることをおすすめします。
また、そうめんを食べる際は代謝を上げる効果のある「しょうが」や糖質燃焼を助ける「ねぎ」などを一緒に食べるとより効果的です。
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まとめ
そうめんはイメージ的にはカロリーが少なく、とてもヘルシーな印象ですが、過剰に摂取すると体重を増加させる原因になります。
ただ、私もそうですが夏場はどうしても食べ過ぎてしまいます。
その場合はそうめんだけでなく、サラダと一緒に食べるなど食べ過ぎない工夫が必要です。
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